横向き寝するなら右か左、どっちを下にするのがおすすめ?

睡眠時、あなたはどのような姿勢で眠るのが一番落ち着くでしょうか?

これは各々で好みが分かれると思いますけど、私は横向き寝で眠るのが一番ホッとするというか落ち着くんですよね。

私たちは生まれてくる前、母親のお腹にいる頃は横向きの姿勢でいました。

なので、そのお母さんの優しいぬくもりに包まれている安心感のようなものを潜在的に覚えていたりするのかもしれませんね。

 

そこでふと思った疑問。

「横向き寝で眠るとき、左右どちらを向いて眠るのがより健康に良いんでしょうか?

一度気になってしまうと眠れなくなるタチなので(笑)、早速調べてみたいと思います。

 

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横向き寝するなら右側か左側、どちらを下向きにするのが正解?

横向きの姿勢で眠るとき、右側を下にするか左側を下にするか。

結論を先に言っちゃいますと、どちらが正解ということはないみたいです。

右と左でそれぞれメリットとデメリットがありましたので、順を追ってみていきましょう。

右下にするメリット・デメリット

 

右側を下にして眠るメリットは?心臓への負担が少ない…身体の右側を下にして寝ると心臓の位置が自然と上になるので、圧迫感を軽減できるため。

消化機能を助ける胃や腸などの消化器系の出口部分が右側に位置しているので、食物の消化をスムーズに促す。

 

 

右を下にするデメリットは?逆流性食道炎の症状が悪化してしまう恐れがある…胃の構造上、右側を下にすると胃酸が上がってきやすくなるため、胃酸が逆流することによる胸やけなどを引き起こすリスクが高まる。

血管やリンパ管などに負荷がかかり、睡眠の質が下がる恐れがある…身体の右側に集結している太い血管やリンパ管などを圧迫してしまうと血行が妨げられ、寝つきが悪くなることがある。

 

血液を送り込むポンプの役割がある心臓への負担を軽減できるメリットは確かに大きいですね。

でも大事な血管やリンパ管が右半身のほうに集中していることを考えると、どうなのかなという気もしますが。

 

横向き寝で気持ちよく眠るコツをまとめてみました(↓)

横向き寝さん必見!より快適に眠れる姿勢と寝具の選び方のコツ

2017.11.21

 

左側を下にして眠るメリットは?

続いては、左側を下にして眠ることで得られるメリットを挙げていきます。

左側を下にして眠るメリットが大きいのは、妊娠中の方です。

背骨のすぐ右側に位置している大きな血管を大静脈というのですが、この大静脈は弾力性がやや弱めで繊細なつくりをしているため、右側を下にして寝ることで血管を圧迫してしまうと血液の流れが悪くなり、低血圧やめまいなどの不調に見舞われることがあるそうです。

血流が悪くなると妊婦さんへの負担が大きくなるだけでなく、おなかにいる赤ちゃんに必要な栄養などを十分に送り込むことができなくなる恐れもあるので、気を付けていきたいですね。

 

ちなみに妊婦さんへ推奨している寝姿勢のひとつで「シムス体位」と呼ばれるものがあるのですが、このシムス体位も左半身を下にして横向きになるのが基本形なんだそうです。

左足はなるべく真っ直ぐに、右足はそっと曲げて、体をかぶせるようなイメージで軽くうつ伏せ気味にするのがポイントのようですよ。

 

 

 

また左向きで眠るメリットは妊娠中の方だけでなく、他にもあります。

それは、誤嚥性肺炎の予防です。

「誤嚥性肺炎」とは、本来は食道に入るべき飲食物が誤って気道に入ってしまい、雑菌やウィルスなどによって肺で炎症を起こす病気のこと。

食べたり飲んだりしたものが、誤って気管に入るとむせてしまうことってありますよね?

これは「気道に異物が侵入してくる!ヤバい!」と体が反応するから。

しかし、睡眠中などの「無自覚」なときに唾液や胃酸が気道に流れ、気付かないうちにウイルスなどの侵入を許してしまって肺炎を引き起こしている人が最近増加傾向にあるそうなんです。

誤嚥性肺炎を引き起こす原因のなんと7割が睡眠中にあるという説も出ているのだとか。

 

先日とある情報番組で、就寝時の誤嚥を防ぐためには寝る時に左側を下にするのが効果的ということをお話されていました。

食後は消化を促すために右側を下にして寝るのが良いという旨を先程書きましたが、消化をした後に「左側を下」にして寝ることにより、胃酸の逆流を防止して誤嚥性肺炎の予防につなげることができるそうです。

 

左を下にするデメリットは?

左側を下にする場合のデメリットとしては、心臓や胃腸など内臓への負担が大きくなってしまうことが挙げられます。

胃から腸へつながる部分が上に向いてしまうことになるので、食べ物の消化吸収が妨げられる懸念がありますね。

 

最後にまとめます

というわけで、横向きで眠るときは右下でも左下であっても、メリットとデメリットの両面が存在するということが分かりました。

逆流性食道炎や誤嚥性肺炎を予防したい方や妊婦さんの場合は左半身を下にするほうが良い傾向にあると言えそうですが、これも全ての人が当てはまるとは限らない面もあるかと思います。

妊婦さんのなかには、右側を下にするほうが楽に眠れるという方もいらっしゃるようですし。

メリットとデメリットの両方の知識を頭の片隅に入れておき、そのときの気分や体調に応じて一番楽な姿勢を見極めながら、質の良い睡眠をとっていきましょう!

 

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